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試合

しあい

 試合とは、スポーツなどの主に対戦型の競技をいう。対戦型のスポーツや武道は「サッカーの試合」「剣道の試合」などと言い、対戦型ではない陸上競技や体操競技は「棒高跳びの試合」「段違い平行棒の試合」とはあまり言わないが、テレビなどでそう言っていたとしても違和感は抱かない。ゴルフなどは対戦型とは言えないが(対戦型の競技もあるが)、「ゴルフの試合」とつまり、「試合=競技」でなんとなく同意ができあがっている感がある。

「試合」は「試し合い」と読め、いかにも漢語的な雰囲気を漂わせているが、こんな中国語はない。これは「し(為)合い」という和語が語源で、「試合」は当て字、古くは「仕合」と当てていたようで、いまでも「泥仕合」などと使われている。「し合い」は、互いに行為するという意味で、そりゃあ、何もせずぼっと立っていたらあっという間に一本取られてしまうので互いに行為するのは当たり前で、相手の動きに対応して自分も動く武道やスポーツの対戦を表すのにわかりやすく適切な表現に感じられる。

 試合は、英語ではgame、matchだが、gameは「楽しみ」という意味の古英語、matchは「配偶者」という意味の古英語から来ている。イギリス人は、アメリカ発祥の競技については、matchは使わず、gameを使うそうだが、真偽のほどはわからない。しかしひねくれ者のイギリス人ならありそうな話ではある。(VP KAGAMI)

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