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カテゴリー:慣用句

下にも置かない

したにもおかない

 下にも置かないとは、丁重に取り扱うということ。「会長の権力を恐れて、下にも置かないもてなしぶりだ」などと使う。「下にも置かない」というくらいだから屋根に上げとけ、というようなありがちな冗談はともかく、この「下」はいわゆる「下座(しもざ)」すなわち最も身分の低い人が座るべきところのことだという。身分の高い人や、大事な客を下座に置かないのは当然のことだと思われるが、どうやら「下にも置かない」もてなしぶりを見せているこの取り巻き連中は、ほんとうは客人におべっかを使ったり、飲ませ食わせしたりするのはいやでいやでしょうがなくて、ホンネでは下座に置いて無視してやりたいのだが、おおげさにもてなしておかないと後が怖いので、やむをえずそんなことをしているという気分を濃厚に漂わせていて、それが「下にも置かない」という言い方にあらわれているような気がする。違いますかね、会長さん……。(KAGAMI & Co.)

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