顔を出す

かおをだす

 顔を出すは、「太陽が顔を出す」と言えば、それまで隠れていた太陽が雲間から現れるということ。「会合に顔を出す」と言えば、会合に出席するという意味。「太陽」が雲間に現れるのはいかにも「顔」を出すという感じだが、会合に「顔を出す」のは、顔はめパネルから「顔」だけを出して会議に臨んでいるというわけではなく(どんなヤツだよ、いったい)、身体全体で会合などに出席するのである(もっとも、最近のテレビ会議は「顔だけを出す」という雰囲気もあることはある)。しかし、気分的にはこの言葉、「顔だけを出す」というニュアンスを利かせていることは確か。つまり、出席したくもない会合に形だけ参加しましたという気分、または「いろいろなところに顔を出す」のように、顔つなぎだけが目的でおざなりで様々な集まりに出席するという気分である。このことは、学生時代に盛んに使った「授業に顔を出す」という言い方を思い起こせば、身に覚えがあるというものだろう。(KAGAMI & Co.)

関連用語

講談社より『笑える日本語辞典』発売中! 

書店、ネット書店等でお求めください。

定価1.000円+税

中国語繁体字版『笑談日本語』登場!

台湾、香港等で発売中

きゅうしゅ.jpg
ゆとり教育.jpg
パクチー.jpg
わぎゅう.jpg
看板娘.jpg