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文明の利器
ぶんめいのりき
文明の利器の「利器(りき)」とは、鋭い刃物のことをいい、便利な道具や機械一般をさす言葉としても使われる。「文明の利器」は、文明の発達によりもたらされた便利な道具といったような意味で、「利器」が本来刃物であったことを考えると、いわば「エッジの効いたツール」といったところである。しかし、いまどきの新しい機器類を「文明の利器」などという大時代的な言葉で表現するのはどことなく気恥ずかしいものがあり、そんな言い方が似合っているのは、せいぜいカラーテレビ、電卓、洗濯脱水機、炊飯ジャー……どまりであろう。つまりこの言葉自体がとても「アナログ」なのである。(KAGAMI & Co.)
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