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ざっくり

ざっくり

 ざっくりとは、「ざくり」を強めた言い方で、刃物で物に勢いよく深く切りつけたり、物を切り割ったりするさまを言うが、この言葉がもっともよく言い表しているのが、スイカをあまり切れ味の鋭くない刃物で切った様子である。同様に、頭を斧で切りつけられ、傷口から血しぶきが吹き上がり、子どもたちが大喜びするようなスプラッタムービーの一場面も、「頭がざっくり割れた」と表現されるのにふさわしい。そこから、鈍い刃物で切り分けられた物の粗い切断面を表現する言葉として、「ざっくりした生地」のように布地の粗い織り目を言い表したり、「ざっくり言って、今回の損失は1億円です」のように、発言や議論などが大ざっぱであるさまをいうのに用いられる。もっとも、この「損失1億円」の場合は、頭を斧で切りつけられて傷口から血しぶきが吹き上がっている「ざっくり」を言い表していると解釈してもよさそうである。(KAGAMI & Co.)

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