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七福神

しちふくじん

 七福神とは、七人の福の神という意味。「福」すなわち、幸福や豊かさを呼ぶという評判の高い神様をインドや中国などから寄せ集めて編成したチームであり「宝船(たからぶね)」という帆船に乗っている姿で描かれる場合が多いので、ヨット競技かなにかに出場するらしい。

 七福神は、江戸時代、徳川家康に求められた天海僧正が苦し紛れに案出した福の神セットだという説がある。そのメンバーは、恵比寿、大黒天、毘沙門天(びしゃもんてん)、弁財天、布袋(ほてい)、福禄寿(ふくろくじゅ)、寿老人だが、役割分担は明確でなく、キャラがかぶっている神様もあり、いかにも寄せ集めの急造チームの感は否めない。船に乗っている姿は、とても競技に勝とうという意欲は見られず、編成した監督の責任が問われるところである。

​©校長のかがみ

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