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重箱の隅をつつく

じゅうばこのすみをつつく

 重箱の隅をつつくとは、細かいところまで指摘するという意味。指摘して非難するまで攻撃的になると「重箱の隅をほじくる」と言われる。与党の党首や閣僚らは「重箱の隅をつつくような批判はよせ」と口に出しはしないが、野党の質問に対して常に腹の中でブーたれている。重箱は飯や料理を詰める四角い漆器の箱のことだが、うな重などは隅のところに飯粒が残り、「重箱の隅をつつく」は誰もが納得できる見立てだが、重箱の隅に残った米粒をほじりだして食べようとする行為にはそこはことないわびしさが漂うのも事実である(5000円のうな重食ってんじゃねえのか、みたいな)。(VP KAGAMI)

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