数える程、数えるほど

かぞえるほど

 数える程(数えるほど)とは、数が少ないという意味であり、主に「数えるほどしかない」という使われ方をされる。人間はその気になれば物の数をかなり多くまで数えられるが、この「数えるほど」は「指折り数えるほど」の「指折り」を略したものである。指を折って勘定できるのは片手で5まで、両手を使っても10までであり(「折り返せばいくらでも数えられる」というような反論はこのさいひかえてほしい)、「使える人材は数えるほどだ」と言えば、「せいぜい数人しかいない」という意味となる。「数人」がほんとうに少ないか少なくないかは、その語を使う状況にもより、大企業の人事部長が「わが社には期待の星が数えるほどしかいない」と嘆けば、「先行き心配ですね」ということになるが、中小企業のオヤジが「わが社には期待の星が数えるほどしかいない」と嘆息すれば、「数人いれば十分だろ」とばかにされることになる。(KAGAMI & Co.)

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