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出る幕ではない

でるまくではない

 出る幕ではないとは、あなたが関わったり、口をはさんだりする状況ではないという意味。「すっこんでろ(引っ込んでいろ)」という言葉と相性がよく、「あめえの出る幕じゃねえ、すっこんでろ」などと用いられる。言われたほうは「お呼びでない、こりゃまた失礼いたしました」と言って立ち去るのが日本式の礼儀である(ウソです)。

「出る幕ではない」とは、芝居で「(その役者が)登場するシーンではない」というのが本意。「幕」は、芝居で舞台と客席を仕切る布のことをいうが、「第一幕」と使われるように、幕が開いて芝居が上演されている間(つまり上演中の場面)のことをもいい、「出る幕」の「幕」はこの意味。つまり、役者が登場場面を間違えたのを指摘されたのがこの言葉だと考えられる。しかし「おまえの出る幕ではない」などと指摘される人は、おそらくほかの場面でも「出る幕はない」。

​(VP KAGAMI)

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