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​カテゴリー：挨拶語、感謝、謝罪等の言葉

カテゴリー：日本論・国民性・習慣・礼儀

ご愁傷さま、御愁傷様

ごしゅうしょうさま

　御愁傷様（ご愁傷さま）とは、葬儀において参列者が遺族にかける言葉の定番。「愁傷（しゅうしょう）」は嘆き悲しむこと。接尾語の「さま（様）」は、「お疲れ様」「ごちそうさま」「おまちどうさま」「おあいにくさま」のように、「御（お、ご）」という相手に対する敬意を表す接頭語とともに用いられ、相手に敬意をこめつつ、その様子に対するねぎらい、感謝、謝罪、皮肉などの意図をこめて話される。「ご愁傷さま」とは「さぞお嘆き悲しんでおられることでしょう、お気の毒です」といった意味合いの挨拶語となる。しかし、言葉をかけるほうもかけられる方もたいしてその意味を理解しているとはいえず、それだからこそ、余計なことを言って遺族をへんに刺激し、怒りや恨みをかうこともない無難な言葉として重宝されているのである。

​©校長のかがみ

• ​天寿を全うする