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換骨奪胎

かんこつだったい

 換骨奪胎(かんこつだったい)とは、古典作品の発想や形式をかりて、独自の作品を作り上げることをいう。「ゲーテのファウストは、実在した錬金術師の伝説を換骨奪胎して作り上げた大作である」などと用いる。「換骨」は骨を取り換えるという意味、「奪胎」は胎児(または子宮)を取って使うという意味で、ホラー映画みたいな言葉だが、中国北宋の釈恵洪(しゃくけいこう)の見聞集『冷斎夜話』に、詩人黄庭堅(こうていけん)が語った詩文の作り方として、それぞれ「換骨法」つまり、文章の主旨をかえず表現法を置き換えるやり方、「奪胎法」つまり、文章の表現法を変えず自分の言いたいことに主旨を置き換えるやり方を挙げている。早い話、誰にも文句を言われない上手なパクリの技術(最近では、みごとに換骨奪胎した作品でも原作者からいちゃもんをつけられることはあるが)ということだが、中国人らしいエグい言い方である。(KAGAMI & Co.)

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