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ペーパーカンパニー

ぺーぱーかんぱにー

 ペーパーカンパニーとは、林家ぺー、パー子というお笑いタレント夫婦の所属会社ではもちろんなく、「紙の会社」「書類の会社」と直訳して製紙会社か代書屋かというとそうでもなく、「書類上の会社」つまり、税金逃れなどのために設置される実態のない会社と考えるのが正しい。といってもこの言葉、和製英語なので、「書類上の会社」と解釈されるのは日本だけで、英語のpaper companyはベタに「製紙会社」を意味するのだそうだ。冗談みたいな直訳だが、英語圏の人々からみれば「そっちが冗談だろう」ということになるのだろう。英語でペーパーカンパニーに当たるのはdummy、dummy companyつまり「ダミー会社」だとのこと。

 登記だけしてあって活動の実態のない会社には、他に「幽霊会社」「トンネル会社」などがあるが、幽霊会社はペーパーカンパニーの意味も含むが、どちらかというと、つぶれそうだがつぶすためのカネもないので名義だけ残っている会社、トンネル会社は手数料をピンハネするための会社であり、実態はなくても、それぞれの得意分野があるのだ。(KAGAMI & Co.)

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