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カテゴリー:慣用句

 

肩を並べる

かたをならべる

 肩を並べるとは、並んで立つという意味から、「党内でA氏はB大臣と肩を並べる存在になった」のように、地位、勢力、実力などにおいて対等であるという使われ方をされる。特に、下位の者が勢力を伸ばし、上位の者に追いついた場合に多く使われ、文例では、追いつかれた「B大臣」のムムム顔が目に浮かぶようである。

「肩を並べる」は「肩が同じ高さに揃う」ということで、要するに身長がほぼ同じと言いたいのである。身長を比べるなら「頭を並べる」と言った方が正確には違いないが、並んで立つと肩は近接し、見た目で高さを比べるのに適しているので、このような表現になるのかと思われる。一方、均衡する勢力の中からある人物が力を増して目立つ存在になると、「頭角を現す」とか「頭一つ抜け出す」のように、こちらは「頭」を使う。肩の高さが違ってもたいしてインパクトがないので、やはりここは目立つ「頭(顔コミです)」を使うということであろう。

 同じ意味の言葉に「比肩」があるが、「肩を並べる」はこの「比肩」という漢語を日本語になおしたものではないかと考えられる。

 (KAGAMI & Co.)

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