おめおめ

おめおめ

 おめおめとは、恥や不名誉をそそぐことができずにいるさま、恥知らずなさまを言う。「ぶざまに負けたくせに、よくおめおめと帰って来られたな」などと使う。似た言葉に「のうのう」「しゃあしゃあ」などがあるが、「のうのう」は恥を恥とも思わず余裕の態度を見せているさま、「しゃあしゃあ」は恥知らずなことを平気で行うさま。「おめおめ」は、怖じ気づく、ひるむといった意味の「怖(お)む」から来ているように、もとは、おどおどした態度を言っていたが、しだいに、恥や不名誉をそそげずにその状態に甘んじている様子、さらには恥知らずなさまを言うようになった。したがって「おめおめ」は、恥や不名誉を晴らそうともせず平然としている「のうのう」や「しゃあしゃあ」に比べて、「やっべー、これじゃ大きな顔して帰れねえよ」程度には恥を知っていてびくついている様子を表しているといえよう。しかし、当人が恐縮して小さくなっているのに、「おめおめと帰って来られたな」などと言われるからには、よほどどでかいヘマをしでかしたに違いない。(KAGAMI & Co.)

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