営み、いとなみ

いとなみ

 営み(いとなみ)とは、生きるための行為をすること、生活をすること、生活のために仕事をすること、店などを経営すること、という意味。「サバンナにおける動物たちの営み」「夜の営み(性行為のこと)」「日々の営み(日常生活)」などと使われ、動詞にして「小さな会社を営んでおります」などとも用いる。

「営み」は、「暇無し(いとなし)」つまり、休むヒマがないほど忙しいという意味の形容詞から来ている。したがって、「貧乏暇なし」と言われるように、日々あくせく動き回っていなければやっていけない貧乏人の生活や仕事についてこの言葉は使うべきもので、いくら忙しくても「週末は家族と別荘で過ごさなければならないので忙しくてね」なんてヤツの生活は「営み」とは言えない。同様に、会社経営を言い表す場合でも、規模の小さい会社や資金繰りの苦しい店に適しており、「年商100億の会社を営んでおります」などと言うと、とてもいやみったらしく聞こえる。また、「休む間もなく行う」という意味では、「夜のいとなみ」といった使い方は適切ではないような気がする(休む間もなくやっているヤツもいることはいるが)。(KAGAMI & Co.)

関連用語

講談社より『笑える日本語辞典』発売中! 

書店、ネット書店等でお求めください。

定価1.000円+税

中国語繁体字版『笑談日本語』登場!

台湾、香港等で発売中

きゅうしゅ.jpg
ゆとり教育.jpg
パクチー.jpg
わぎゅう.jpg
看板娘.jpg