バブル経済、バブル

ばぶるけいざい、ばぶる

 バブル経済(バブル)とは、不動産、株などの時価資産価格が実体経済から大幅にかけ離れた経済状態をいう。1986年12月から91年2月までの日本の経済状態がそれに当たり、バブル崩壊によりその後日本経済は延々と低迷を続けることになる。

「バブル」の語源となったのは、1720年にイギリスで起こった「南海泡沫事件」。先見の明のある(というか、ものごとを普通に考える能力がある)人々は日本の過熱景気の最中に市場を「バブル」という言い方で表現し、「こんなものは大々的に崩壊して、浮かれているやつらに冷や水を浴びせれば、ざまあないのに」と(もっと「良心的な」言葉づかいで)考えていたが、この言葉が一般に実感をともなって広まったのはバブル崩壊後である。冷静な人々の警告に耳を傾けて、バブルが崩壊する以前に加熱した景気をなんとか抑えることはできないものかと誰しも考えるが、バブルを途中で止めることはできない。なぜなら、バブルはそれが「泡のようにはかなく消える」からこその「バブル」なのであって、途中でとめて被害をまぬかれることができたら、たぶんその経済現象は「バブルではなかった」ことになるだろうから……、といった言葉遊びみたいな解釈はともかく、専門家に言わせてもバブルの熱を冷やすのは、盛り上がっているパーティの途中で「はい、今日はおしま~い」と宣言するみたいなもので、現代中国のような他人の顔色を気にしないオレ様的な政権でもなければ難しいらしい。その中国経済だが、いくつかの事象(不動産とか)についてバブル期にあると多くの識者が述べている。その人々の多くは、中国経済のバブルが思いっきり崩壊することを期待していたようだが、いまや日本経済が中国にぶらさがっている状態であることから、最近では声高に叫ぶのをひかえているようである。(KAGAMI & Co.)

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