この辞典の使い方(ホーム)「い」で始まる言葉>一国一城の主の意味

カテゴリー:慣用句

カテゴリー:歴史

 

一国一城の主

いっこくいちじょうのあるじ

 一国一城の主とは、ひとつの国を領し、ひとつの城を有する統治者、つまり大名のこと。しかし、戦国時代の大名は「一国一城」などとケチくさいことは言わず、他国をどんどん侵略し、城もあちこちに建てまくっていたので、これは江戸時代、徳川幕府の命令により、他国との騒動が禁じられ、一城のみを置くことが許された大名、つまり飼い慣らされた大名を言ったものである。

 いま「一国一城の主」は、一家の主人が「マイホームを持って、家族を養っている者」と、また、中小企業の社長が「規模は小さいが、他に従属せず独自の経営を貫いている者」と言うつもりで、自慢げに語られるのが常となっているが、もとの意味を考えると、「ショボい領地だけれど、それなりに苦労してます」と言っているようなものだから、あまり偉そうな顔をするのはほどほどにしたほうがいい。(KAGAMI & Co.)

講談社より『笑える日本語辞典』発売中! 

書店、ネット書店等でお求めください。

定価1.000円+税

中国語繁体字版『笑談日本語』登場!

台湾、香港等で発売中

しょんべん.jpg
ゆとり教育.jpg
メロンパン.jpg

メロンパン

わぎゅう.jpg
看板娘.jpg