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この辞典の使い方(ホーム)「く」で始まる言葉>口を挟むの意味

カテゴリー:慣用句

カテゴリー:言動、態度、表情、状態

 

口を挟む、口をはさむ

くちをはさむ

 口を挟むとは、口を洗濯ばさみかなにかで挟んでいるわけではなく、話に横から割り込むという意味で、「あいつはオレたちの話になにかと口を挟んでくる、うるさいヤツだ」などと使う。つまり、「口」は「発言」「話」の意味、「挟む」はものとものの隙間に他のものをさしこむ意味であり、わかりやすく説明すれば、「パンにハムを挟む」の「パン」が「オレたちの話」で、「ハム」が口を挟んでくるヤツの「口」ということになる(かえって、わかりにくいか)。

 類似の言葉に「首を突っ込む」「横槍を入れる」などがあるが、「首を突っ込む」は、「口を挟む」程度ではなく「首」まで突っ込むくらいだから、他人の相談事などに自分も加えてほしいという参加意識の強さが表れている。また、「横槍」という武器を持っている「横槍を入れる」の場合は、他人の話を邪魔するという意味あいの攻撃性の強い割り込みかたを示している。(KAGAMI & Co.)

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