この辞典の使い方(ホーム)「く」で始まる言葉>くすぶるの意味、語源

カテゴリー:慣用語

 

くすぶる、燻る

くすぶる

 くすぶる(燻る)とは、炎が立たず煙だけを上げて燃えている状態、つまり、肉や魚の燻製を作るのに、また、練炭などで自殺を図るのにちょうどよい火加減を言い表す言葉である(練炭自殺は危険ですのでお勧めしません)。そこから、「志を抱いて上京したが、いまだにボロアパートでくすぶっている」のように、めざましい活動をしていない状態、「論争は決着したかに見えたが、いまだに不満がくすぶっている」のように、完全に決着せずに再燃の可能性を残している状態を表現する慣用語として用いられる。

「くすぶる」という語は、古くは「ふすぶ」という言い方をしていたようだが、ほとんどの辞書は「くすぶる」の語源は「ふすぶ」であると指摘しているものの、それ以上語源を追求していない。煙を上げていぶっている状態を「ふすふす」と表現したのではないかと思えるが、「ふすふす」という言葉には「過度に」「どっさり」という意味が他にあるらしく、この語の語源については「くすぶ」ったままにせざるをえない。(KAGAMI & Co.)

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