七輪、七厘

しちりん

 七輪(七厘)とは、木炭を主な燃料とする小型のコンロ。炭代七厘(ハガキが一銭五厘だったころ)ほどで煮炊きができたのでこの名前があるという。排煙装置が不十分だった昔の台所では、焼き魚などは七厘を使って屋外で調理することが多く、そこへ泥棒ネコがやってきて魚を失敬するというのがお定まりのパターンでであった。七輪で練炭を燃やすと燃焼不足で一酸化炭素を発生する危険性が高く、使用すべきではないとされる。しかし、それが「ねらい」で使用する者もあり、ホームセンターで七輪と練炭を同時に買いに来るような人物は要注意である。(KAGAMI & Co.)