只働き、ただ働き

ただばたらき

 ただ働き(只働き)とは、報酬なしで働くこと。いわばボランティア活動のようなものだが、ボランティアが自ら進んで報酬なしで働くのに対して、ただ働きはもらうべき報酬をもらわずに働くことを言い、「サービス残業というのは、要するにただ働きということだな」などと使う。「ただ働き」という言葉に出会った人は、この「ただ(只)」に含まれる「ただかよ〜っ!」という悲嘆の声を聞きとらなければならない。

 一方ただ働きは、成果の出ない労働を意味する場合があり、「これっぽっちしか売上がないんだったら、あいつらをただ働きさせたも同然だな」といった使い方をする。つまり、これは労働者を使う側の言葉であり、報酬をもらった労働者からしてみれば「知ったこっちゃない」という状況で用いられる。

 ところで日本の労働者は、30年前からほとんど給料が上がらない状態で、外貨を稼ぎ、莫大な対外資産を獲得している。これこそ「史上最大のただ働き」である。(KAGAMI & Co.)

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