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触らぬ神に祟りなし

​さわらぬかみにたたりなし

 触らぬ神に祟りなしとは、めんどうな相手には関係せず傍観しておけという放置プレイのススメである。似た言葉に「敬して遠ざける」があるが、こちらが相手を敬ってはいるが(敬っているフリはしているが)、相談をもちかけたりするとなにかとうるさく小言を言ってくるので近寄らないという意味あいであるのに対して、「触らぬ神に祟りなし」は、相手がかんかんに怒っていたり、いまにも暴れ出しそうな雰囲気をかもしだしていたり、あるいは喧嘩の真っ最中であったりして、関係すると当方に即実害が及びそうなので避けているというニュアンスである。身に覚えのある方々は多いであろう。(KAGAMI & Co.)

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