半チャンラーメン

はんちゃんらーめん

 半チャンラーメンとは、日本の中国料理店(特に、日本化した中国料理店。中国料理店なのにカツ丼とかオムライスなんかを平気で出す店です)やラーメン店のメニューのひとつで、ラーメンに小盛りのチャーハンをそえた定食をいう。ラーメンだけでは物足りない、あるいはラーメンもチャーハンも両方食べたいという人(どっちにしても、メタボまっしぐらな人)のために考案された(考案というほどのものでもないが)メニューであり、比較的安価に日本の中国料理店の二大メニューをいただけるというので人気があった。しかし、ラーメンにしてもチャーハンにしても炭水化物と脂質こってりのメニューであるだけに、近年は健康志向の影響もあって敬遠される傾向にある。

 半分のチャーハンをなぜ「半チャン」というのかについては、「半ちゃんラーメン」を商標登録しているラーメンチェーン幸楽苑が、1977年福島県郡山市に郡山駅前店を出店した際、マージャン帰りの客の「半荘(はんちゃん)」という言葉が気に入ってセットメニューとして売り出し、ヒット商品となったと自社のサイトに記している。チャーハン半分なら「半チャー」というのが正確なところだろうが、確かに「半チャン」のほうが語呂がよくて言いやすい。マージャン半荘終えて店にやってきた四人組が、半チャンラーメンで腹ごしらえして「もう半荘いっとくか」と再びタバコもくもくの雀荘に帰っていくという、これ以上ない不健康さにふさわしいセットメニューである。(KAGAMI & Co.)

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