法螺、ホラ
ほら
法螺は法螺貝のことだが、「ホラを吹く」「大ボラ吹き」などと使う場合は、大げさな話、真っ赤なウソの意味となる。「法螺」はもとは仏教語で、仏の教え(=法)がホラ貝(=螺)のように大きく響くことから、釈迦の説法を例えた言葉だという。「釈迦の説法」が「大ウソ」の例えに用いられるようになったについては、おそらくお釈迦様に責任はなく、釈迦の教えをまるで直接聞いてきたかのように声高に喧伝する後の宗教者のせいだと思われる。(KAGAMI & Co.)
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法螺は法螺貝のことだが、「ホラを吹く」「大ボラ吹き」などと使う場合は、大げさな話、真っ赤なウソの意味となる。「法螺」はもとは仏教語で、仏の教え(=法)がホラ貝(=螺)のように大きく響くことから、釈迦の説法を例えた言葉だという。「釈迦の説法」が「大ウソ」の例えに用いられるようになったについては、おそらくお釈迦様に責任はなく、釈迦の教えをまるで直接聞いてきたかのように声高に喧伝する後の宗教者のせいだと思われる。(KAGAMI & Co.)