善処

ぜんしょ

 善処とは、善いようにとりはからうという意。ビジネスの現場でクライアントに頼み事をすると「善処します」などと返ってくる言葉であるが、相手はこちらの「善いように」と言っているわけでは決してなく、自分の「善いように」取り決めるつもりかもしれないので、「前向きに検討します」などと同様、あてにならない日本型あいまい語と考えて、過大な期待は抱かないようにしたいものである。

「処」という漢字は、もとは「處」と書き、トラ(虎)の着ぐるみをかぶった人が椅子に座っているというシュールな情景を表しているらしい。これは、その昔中国の軍隊における儀式の1シーンを再現したもので(そう説明されれば、まあ納得できる成り立ちではある)、そこから、「処(處)」は、人や(トラや)ものごとが落ち着く場所、ものごとを取り決めること、とりはからうことなどの意味で使われるようになったとのこと。(KAGAMI & Co.)

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