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この日本語辞典の使い方(ホーム)「つ」で始まる言葉>付けが回ってくるの意味、語源

カテゴリー:経済、ビジネス

カテゴリー:慣用語

付けが回ってくる、ツケが回ってくる

つけがまわってくる

 付け(ツケ)とは、帳簿や帳票に記入することを意味し、そこから、その場で支払わず帳簿に付けておき、後でまとめて払う支払い方法や、飲み食いした代金の請求書などを表すようになった言葉。帳簿や帳票に記入するのだから、借りた金や現金収入、領収書なども「付け」でよさそうなものだが、借りた金は忘れがちである(忘れてしまいたい)し、収入は税金を考えてわざと記入しなかったりするし、領収書なんて会社の金で飲み食いする連中に義理で渡しているようなものだから、ゼッタイ「付け」忘れない貸した金や未収の代金について「付け」というようになったのだと思われる。

©校長のかがみ​

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