小品

しょうひん

 小品とは、芸術分野において、小規模の作品をいう。例えば、絵画の分野では、展覧会に出品したり、リッチな依頼人に応えるために徹夜して必死に描く「大作」に対して、貧乏人の依頼に応えたり、美術商に売って小遣い稼ぎするために、サクッと描かれる作品のことである。貧乏な収集家にとっては、有名作家の作品を手頃な価格で(ったって、そこそこ高いが)手に入れることができ、ありがたい作品であるが、制作事情が上記のようなものであるから、値段相応の価値があるかどうかは疑わしい。

 また、音楽の分野においては、演奏会でうるさくアンコールをせがむ聴衆に、サクッとやっつけてさっさと終わらせ、飲み会に行くのに適した、演奏家にとって手頃な作品のことをいう。(KAGAMI & Co.)

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