三つ指をつく

みつゆびをつく

 三つ指をつくの「三つ指」は、親指、人差し指、中指の3つの指のこと(と一般の辞書には書いてある)。この「三つ指」を畳について(接触させて)するお辞儀は、正座したときのていねいな挨拶の仕方として知られている。しかし、もし実際にそんな格好でお辞儀をしている人がいたら、これから空手部の腕立て伏せが始まるみたいでとてもヘンである。そのため、お辞儀をするさいの「三つ指」は、手の甲を相手に見せるように指を揃えて伸ばし、指先を軽く畳に触れたときに接触する人差し指、中指、薬指の3本だとする説や、その昔武士が、不意の攻撃に備えて親指、薬指、小指を畳に付け、人差し指と中指を浮かせてお辞儀したことが起源だとする説などがネットでは見られる。おそらく「三つ指をつく」は、ちゃんと教えたって正しくできるわけがない、われわれ同様というおバカな連中に、語呂がよくて覚えやすいので、「だいたいそんな感じで」みたいにアバウトに教えたことが(「親指、人差し指、中指をつくんだ」と教えたとしたって、ちゃんとそれに従う人なんていないもんね)一般に流布したのではないかと推察する。(KAGAMI & Co.)

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