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血が騒ぐ

ちがさわぐ

 血が騒ぐとは、興奮していても立ってもいられなくなるという意味。「青春の血が騒ぐ」のように若い連中の落ち着きのなさを例えるのによく使うが、年寄りも血が騒ぐことがよくあり、その場合、たいてい若い頃のやんちゃを思い出してのことであり、その結果腰を痛めたりする。ここで使われている「血」は、体内を流れる血の温かさに着目し、人情や情熱など感情の熱さを言い表している。「騒ぐ」は大声や騒音を発するという意味だが、「血が騒ぐ」としたら、「やっちまえ!」とか「イケイケ!」(ちょっと古いか)などと口々に言っているに違いない。(VP KAGAMI)

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