ひとしお、一入

ひとしお

 ひとしお(一入)とは、よりいっそうという意味。「私は志望校にみごと合格しましたが、親しい友人は不合格となり、喜びもひとしおです」などと、主に感情や感覚がより強くなるさまを言う(適切な例とは言えませんが)。「入(しお)」は衣類などの染色の用語で、染料に浸す回数を数える言葉。染色の過程では、染料に一度浸すごと、すなわち「一入(ひとしお)」ごとに色が濃く染まっていくので、感情や感覚がよりいっそう増していく様子を表す言葉として使われるようになったもの。つまり先ほどあげた例では、「私が合格」というよろこばしいできごとに、「友人が不合格」というよろこばしいできごとが加わり、喜びが「ひとしお」(増した)というわけである。(KAGAMI & Co.)

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