知らぬが仏

しらぬがほとけ

 知らぬが仏とは、悪いうわさをたてられて知ってしまえば腹も立つが、知らないうちは仏様のようににこやかにしていられるという意味で、そんなのんきなヤツを陰であざけって言う言葉である。

 ここで仏様は、陰でうわさをたてられながらなんにも知らない「のんきな父さん」みたいな役割をあてがわれているように思えるが、このことわざは、そんな「のんきな父さん」みたいなヤツがニコニコ笑っている能天気な様子が仏様のようだと言っているのであって、けっして仏様を失礼な引き合いに出しているわけではない(いや、それでも十分失礼か?)

 それに、そもそも実際の仏様は、世情に知らないことは何もなく、口さがない人々のうわさ話などすべてをお見通しである。腹の立つことも多いだろうに、仏様はそこをぐっとこらえて人々に慈悲を垂れていらっしゃるというできたお方であり、「知ってるけど仏」というのが正しい姿である。(KAGAMI & Co.)

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