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この辞典の使い方(ホーム)「お」で始まる言葉>鬼の霍乱の意味

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カテゴリー:医学、薬学

鬼の霍乱

おにのかくらん

 鬼の霍乱とは、普段健康な人が珍しく病気にかかったとき、冷やかし半分にかける言葉。「霍乱(かくらん)」は、夏に起こる下痢や嘔吐をともなう病気の古称で、暑気あたりや食中毒、コレラや赤痢などの感染症などを総称していたのではないかといわれる。江戸時代ころまで使われていた病名は、疝気(せんき:下腹部の痛みを伴う主に男性の病気)、癪(しゃく:胸部、腹部に痛みを伴う主に女性の病気)など、いまとなっては何の病気だったのかさっぱりわからないものが多いが、この霍乱もそのひとつ。中医学から伝わった言葉のようで、中国では激しい下痢や嘔吐を伴う急性の胃腸病を言う。「霍」は急に、突然という意味。「雨」と「隹(とり)」からなり、雨が降ってきて鳥の群れがいっせいに飛び立つ様子を表しているという。「乱」は文字通り乱れるという意味だが、「霍乱」といっても突然あばれだす人を言うのではなく、胃腸限定の乱れをさしているようだ。(VP KAGAMI)

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