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統計

とうけい

 統計とは、集団現象を数量的に把握すること。というのが、一般的な意味・定義だが、社会的、政治的には、ある主張を正当化するための科学的データとして提出される数値群、とするのが正しい。要するにイデオロギーみたいなデータであるから、自説の正当化のためには不正ぎりぎりの手段がとられるのはやむをえない。例えば「不都合な統計データは発表しない」などがそれ。発表しないだけでウソはついていないので、これならうるさい反対勢力も交わせるし、不正にやかましい連中にも許してもらえる。それら「ぎりぎり」の操作でもとても隠しきれない反証データは、いたしかたなく不正操作が行われる。そんな不正が行われても、現場の作業責任者が罰せられるだけなので、世間なんてちょろいもんであると権力者が考えるのも、これまたやむをえない。(KAGAMI & Co.)

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