メロンパン

めろんぱん

 メロンパンとは、パン生地に甘いクッキー生地をかぶせたパンで、大正時代に日本で作られたものだという。これに似たパンは世界各地に存在していたので、日本オリジナルと言うのは言いすぎかもしれないが、少なくとも、このパンに「メロン」を冠したのは日本。「メロン」と言っても、実際にメロン果汁やそれらしき香料が使われているわけではなく、見かけがメロンに似ていることから名づけられたという(他の説もあります)、つまり「インチキな」名前であるが、少なくともその名前のおかげでロングセラーを続けたに違いなく、2000年代前半には、移動販売車も出現するほどのメロンパンブームを巻き起こした。しかし、このときおそらく誰もが感じたのは、「ブームになるほどのパンか?」という物足りなさ(特に、名前と実際のギャップがもたらす誇大広告の商品をつかまされたような残念さはいかんともしがたい)。そのためこれ以降、メロン味のクリームを中に入れたホンモノの(というか、名前通りの)メロンパンや、メープルシロップで味付けをほどこしてますますメロンから遠ざかったメロンパンなど、改良版が登場して一定の人気を保っている。(KAGAMI & Co.)

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