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手弁当

てべんとう

 手弁当といっても、手の入った弁当を作ろうとしているわけではなく(手羽先くらいは入っているかもしれないが)、手作りの弁当というわけでもなく(弁当作りももう少し機械化が進めば「手作り弁当=手弁当」という言い方も生まれるかもしれない)、「弁当持参」という意味である。つまり、食費や交通費を自己負担して仕事や社会活動に参加することを言う。本来は会社や主催者が持ってもよさそうな費用(これを「あごあし付き」という)を自己負担するという点で、「自腹を切る」や「身銭を切る」と似たような意味あいを含むが、「手弁当」は「弁当を持参して活動に参加する」という、よりボランティア精神の強い言葉であり、「え〜っ、自腹かよ〜」のような残念感はないので、使用にあたっては注意したい。(KAGAMI & Co.)

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