ウイスキー

ういすきー

 ウイスキーとは、樽味の焼酎。蒸留酒を樫(かし)や楢(なら)の樽に詰めて熟成させて作る。琥珀のような美しい色合いや、他の蒸留酒にはない独特の味と香りは、この樽詰めの過程で醸成される。つまり、樽をカツオブシみたいに削ってつまみとして食べながら、焼酎を飲んでいればいいような酒である。

 ウイスキーのブランドとしては、英国スコットランドの「スコッチ」、米国ケンタッキー州の「バーボン」がよく知られている。これに、アイリッシュウイスキー、カナディアンウイスキー、ジャパニーズウイスキーを加えたものを世界の5大ウイスキーというそうだが、「世界3大料理」とか「日本3大がっかり名所」などと同様、どの程度信頼おける基準かはわからない。

 whiskey、whiskyは、ラテン語のaqua vitae(命の水の意)が語源。aqua vitaeは蒸留アルコールを表す慣用語だったようで、日本の僧侶が酒を「般若湯(はんにゃとう:知恵の湯?)」と呼んでこっそり飲んでいたように、キリスト教の僧侶が「命の水」だとかなんとか言いながら楽しんでいたのではないかと考えられる(注:筆者の邪推です)。aqua vitaeは、ゲール語(スコットランドなどのケルト人の言語)のuisge beathaやアイルランド語のuisce bethuに意訳された後、このuisge、uisceの部分(つまり「水」の意)が、1715年に現在のウイスキーの意味として初めて用いられたのだという。命名にあたって、命(beatha、bethu)の部分がはずれたのは賢明であった(「命を縮める水」だったら、そのままでもよかった)。(KAGAMI & Co.)

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