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まずい、不味い

まずい

 まずいとは、食べ物の味がよくないという意味。食べ物の味がよいという意味の「うまい」の対義語。「うまい」がこの他、「うまい似顔絵だ」のように技術やできばえが優れている、「うまいことやりやがったな」のように自分にとって具合がよい、という意味でも使われるように、「まずい」も、「まずい出来だな」のように技術やできばえが悪い、「まずいことになった」のように自分にとって具合が悪いという意味にもなる。ただ、「まずい」には「まずい面(ツラ)」のように顔かたちがよくない、つまりブサイクであるという意味もあるが、「うまい」は「うまい顔」と言ってもきれいな顔という意味にはならず、人肉が好きなレクター博士の出番となってしまう。

「うまい」は「甘い」と通じる言葉で『万葉集』にすでに見られる古語だが、「まずい」は18世紀ごろから文献に現れる新しい言葉で、もとは関東地方の方言らしい。そのため語源ははっきりせず、「貧し(まづし)」、「先づ憂し(まずうし)」など諸説ある。おいしい料理なのかなといって食べたら、驚くほどまずかったので、「うま…」と言いかけて、打ち消しの「ず」をあわてて付けて「んま、ずっ(うまくね〜)」と言ったなんていう説もありかもしれない(まあ、ないね)。(KAGAMI & Co.)

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