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玉石混淆

ぎょくせきこんこう

 玉石混淆とは、貴重な玉(宝石)と無価値な石が混じりあうことから、善い物と悪いもの、価値の高いものと低いものが混じることをいう。中国・晋(しん)の葛洪(かつこう)が著した仙術書『抱朴子(ほうぼくし)』に、「真偽顚倒し、玉石は混淆す」(真と偽がひっくりかえり、玉石が入り混じる)とあるのが原典。というわけで、日本で言う「クソも味噌も一緒」と近いことを言っているわけだが、類語として挙げるのもはばかられる格調高い四字熟語であることを覚えておくように。(KAGAMI & Co.)

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