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東〈地理〉

あずま

 東という漢字は「あずま」と読まれることもある。「あずま」は、「東男(あずまおとこ)に京女(きょうおんな)」ということわざがあるように、都があった京都に対して東の方向、特に関東地方を言うことが多い。このことわざは、男なら関東地方の猛々しい男が、女なら京都の優しい女がよいと言っているが、「東屋(あずまや)」すなわち「ボロ屋」という言葉にも表れているように、お高くとまっている京都に対して「あずま」はど田舎、野蛮なところというニュアンスを濃厚に含んでいる。アメリカなら「ワイルド・ウエスト(野性的な西部)」だが、日本では「ワイルド・イースト」だったわけだ。「あずま」はもとは「吾妻(あづま)」つまり「私の妻」の意味だという。日本神話のメインキャスト「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」が東方遠征したさい、海神の犠牲となった妻の弟橘媛(おとたちばなひめ)を偲び、四阿嶺(あずまみね)あるいは碓日坂(うすひざか)から東南を望んで、「あずまはや」(わが妻はなあ…)と嘆いたことから、関東地方のことを「あずま」と呼ぶようになった。神話にはこじつけが多いので異説もあり、「海」を意味するアイヌ語と同源ではないかとする説などがあるが、人情話仕立ての「吾妻」説が人気が高いようである。(KAGAMI & Co.)

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