触れ込み

ふれこみ

 触れ込みとは、前宣伝のこと。「バリバリのやり手という触れ込みの新しい部長」などと用い、事前に部下をビビらせるだけビビらせておいて、実際に来てみたら「この人がやり手ですかあ」みたいな安心感がひろがるというのがよくあるパターン。したがって触れ込みとは、現実と大きな差がある場合が大半の前宣伝のことと言い換えられる。

「触れ」は、瞬間的にちょっと接触すること、ちょっと関係することなどの他、広く知らせるという意味があり、その昔幕府や官庁から一般人に告げ知らせる命令や法律などを「お触れ」と言い、それを記した文章を「御触書(おふれがき)」と言った。岩波古語辞典によると、「触れ」は「たやすくは接触しないものに瞬間的にちょっと接触し、反応を感じる意」が原義であり、幕府や官庁は命令や法律を一般庶民にちょっとだけお知らせしてみんながビビるのを楽しんでいたようである。(KAGAMI & Co.)

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