のき

 軒とは、屋根の端部で、建物の外壁から張り出した部分をいう。庇(ひさし)ともいうが、庇は、壁にとりつけた独立した小屋根をいう場合が多い。リーゼントヘアの前面に張り出した部分を「ひさし」と言ってバカにすることがあるが、これは頭皮を覆う髪の一部であるので、「のき」と言ったほうが正しいであろう。

 伝統的な日本の住宅は深い軒を特徴とするが、これには夏の日差しが屋内に入るのを防ぎ、冬は長い日足を屋内に導く効果がある。小説家・谷崎潤一郎は深い庇によって得られる室内の薄暗さ(というより、深い庇によって得られない室内の明るさ、というべきか)を、日本ならではの陰翳の美であると絶賛している。(KAGAMI & Co.)

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