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どんどん

どんどん

 どんどんとは、ものごとを勢いよくとどまらずに進めるさまを表す擬態語。「その計画、どんどん進めてちょうだい」と、上司が無責任に言い放つ場面などで使用される。本来は太鼓の連打、戸を強く叩く音、床を踏みならす音などを表す擬音語で、その連続して勢いよく叩く音感を冒頭の意の擬態語に応用したものと考えられる。ものごとを勢いよく進めるさまを表す語に「じゃんじゃん」「がんがん」があるが、これらも鐘や金属板などを連続して叩く音がもとになっている。大きな音で勢いの強さを、連続する音でとどまらず進行するさまを表現しているわけで、納得できる応用だといえる。(VP KAGAMI)

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