正念場

しょうねんば

 正念場とは、重要な局面のこと。「いまが正念場だから、手を抜くなよ」といった使い方をする。「正念」とは、仏教語で、仏道を一心に思い念ずることをいう。しっかりした心という意味で、「性根(しょうね)を入れて取り組め」のように使う「性根」はその派生語といわれる。歌舞伎や浄瑠璃のクライマックスで、主人公の本質的性格(性根)を発揮する場面(いいところを見せるわけだ)を「正念場」「性根場」と呼び、そこから一般的に、精神を集中させて取り組まなければならない、ここぞという場面を「正念場」というようになった。似た言葉に「土壇場」があるが、こちらは追い詰められた局面をいい、「土壇場の大逆転」などと使われる。しかし人間、土壇場にならなければ正念(性根)を発揮しない人が大半なので、土壇場≒正念場と考えてもよさそうである。(KAGAMI & Co.)

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