グローブ、グラブ

ぐろーぶ、ぐらぶ

 グローブ(グラブ)とは、野球が、けが人作りを競うゲームになりさがらないように、守備をする者に与えられる革製の大きな手袋。または、ボクシングが、死人を作るゲームになりさがらないように、競技者に与えられる革製の大きな手袋。英語で「手袋」を意味する“glove”を日本語化した言葉だが、英語の発音[glʌv]は「グラァブ」という感じだが、日本では「グローブ」という言い方でずっと通っていた。イギリス人に発音させると「グラウブ」みたいにへんになまって聞こえるので(そっちが正調ってか?)、そんなところから「グローブ」という言い方で通るようになったのかもしれない。ただ、「グローブ」などと言っていると地球、球体を意味するglobeとまぎらわしいので、最近では「グラブ・トス(グラブでボールを投げて渡すこと)」など「グラブ」と言う場合も多くなっている。一方、ボクシングでは gloveは相変わらず「グローブ」である。私見だが、日本で「グラブ」は防寒のための「手袋」のイメージが強く、指が割れていないボクシングのgloveは、「グローブのままでいいんじゃね」と考えられているのではなかろうか。『ダイナミック・グローブ』というボクシング中継の番組などは、どんだけ大がかりなネイチャー系ドキュメンタリー番組だよと、まぎらしいことこのうえない(間違える人もいないだろうが)。(KAGAMI & Co.)

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