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カテゴリー:慣用語

もとい、元い、もとへ、元へ

もとい、もとへ

 もとい(元い)またはもとへ(元へ)とは、軍隊において、敬礼などの姿勢を元に戻す直すときにかける号令。日常的には、言い間違えをして言い直すときに、「こちらは私の妻のさなえです……もとい、妻のゆかりです」などと用いる。日常的な「もとい」の使用方法は、軍隊ではあまり好まれない。次の戦争へ若いみなさんがかり出されたときは、何度も言い間違いをして「もとい」を繰り返していると、ふざけているのかと思われて顔が腫れるほどなぐられるので注意が必要である。(例にあげた、奥さんの名前を間違えたヤツも、後で奥さんに顔が腫れるほどなぐられていることであろう)。

 いまは「もとい」というのが普通だが、本来は「もとへ」。「もとい」は、「うちへ帰る」を「うちい帰る」と言う江戸弁のなまりのような気がする。軍隊に江戸っ子がいたのか、軍隊帰りの江戸っ子が市中に広めたのか、事情はわからないが、事件の影に江戸っ子がいたことは推理できる。(KAGAMI & Co.)

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