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八百屋

やおや

 八百屋とは、野菜や果物など食べられる植物を生のままで売る店。果物専門の店もあるがその場合は「くだものや」と呼ばれる。野菜専門の店はあまりないので「やさいや」という言葉はない。また、同じ植物を扱う店でも、野菜類を調理して売れば総菜屋(そうざいや)、植物の中でも特別な地位を与えられた穀物を売るのが米屋、食べられないが見た目にきれいな植物を売るのは花屋、病気が治るなどと言って加工した怪しげな植物を売るのは薬屋(主に漢方薬の店)、気持ちよくなるなどと言ってもっと怪しげな植物を売るのはヤクの売人である。

「八百屋」は「種々雑多なものを売る店」といったほどの意味だが、その昔、市場に持ち込まれたさまざまな野菜、根菜、果物類を、江戸時代にまとめて店で売るようになったとき、「八百屋」と呼ばれるようになったのだという。たくさんのものを扱うといっても食べ物に限られるので、もっと雑多なものを売る「万屋(よろずや)」(現代のコンビニの元祖)よりは、遠慮した言い方となっている。(KAGAMI & Co.)

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