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カテゴリー:言動、態度、表情、状態

カテゴリー:慣用語

ごねる

ごねる

 ごねるは、現在の用法では、不満や要求をくどくどと言い立てるという意味で、クレーマーの通常兵器だが、江戸時代は「死ぬ」という意味だった。上方落語の「らくだ」という演目には、訪れた先で友人が倒れているのを発見した男が、「どぶさってんねんやとおもたら、ごねてけつかる」つまり「寝てるのか(ど臥さってんねんや)と思ったら、死んで(ごねて)いやがる」と言う場面があり、ごねるが「死ぬ」という意味だったことがよくわかる。死ぬという意味の「ごねる」は、釈迦の死である「涅槃(ねはん)」に尊敬の意を表す「御」をつけた「御涅槃(ごねはん)」が語源だと言われている。現在の用法は、どうやら「死ぬ」の「ごねる」とはほとんど関係がないようで、もとはくどくど文句を言うという意味の「ごてる(この語は、もとは言(こと)を動詞化したもので、「言う」という意味)」に、「屁理屈をこねる」の「こねる」が影響して変化したものだという。ごねられる方とすれば、御涅槃だろうがごてるだろうが、どっちにしても大迷惑であることにはかわりない。(KAGAMI & Co.)

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