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思い立ったが吉日

おもいたったがきちじつ

 思いたったが吉日とは、思い立つ日が吉日とも言い、ものごとは決断したらすぐ実行に移すべきだということわざ。つまり「善は急げ」と似たようなことを言いたいわけだが、こちらはことの善悪を限定していないので、悪事の実行にはオススメである。吉日は、縁起のよい日という意味だが、主に太陰太陽暦の六曜の「大安」を吉日とし、イベントを実施したり、ものごとをはじめたりするのに適した日としている。今でも、結婚式は大安吉日に、などと考える人はそこそこいるが、さすがに六曜の効力も衰えてきた昨今、「思いたったが吉日」ということわざ自体もやや古ぼけた感は否めず、もっとシンプルに「今でしょ」などという言い方が、多数の人の胸にささっている。(VP KAGAMI)

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