魚心あれば水心

うおごころあればみずごころ

 魚心あれば水心とは、相手に好意をもって接すれば、自分もその気になる、相手の好意を受け入れる気持ちになるという意味。もう少しわかりやすく言えば、「贈賄心あれば収賄心あり」「悪代官心あれば越後屋心あり」「西部の街を牛耳る黒幕心あれば表向きは住民の味方を装ってウラでツルんでいる悪徳保安官心あり」ということである。

「魚心」は魚の目みたいなのかと誰でも思うが(思わねえか)、これは魚が水を求める気持ち。「水心」も水臭い心だと誰もが思うが(思わねえか)、ここでは魚の心に応える気持ちを言う。中国には「水魚の交わり」といった成語があるが、「魚心あれば水心」はそのあたりからヒントを得た日本のことわざのようだ。たぶん中国人は魚心だの水心なんて言ってもピンとこないと思う(筆者だってわかんない)。

 (KAGAMI & Co.)

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