カステラ

かすてら

 カステラとは、卵、小麦粉、砂糖(水飴)を材料とする菓子。16世紀末にポルトガルから伝えられ、日本で独自に発展したもの。現在欧米には「カステラ」という菓子はないようなので、しかたなく「和菓子」に分類されている。

 カステラは、ショートケーキのベースに使うスポンジケーキと材料、製法ともほぼ同じ。要するにイチゴとクリーム抜きのショートケーキ。スポンジケーキはクリームなどと合わせてようやく一人前になる食材だが、カステラは、「カステラ一番…」という歌まで作ってカステライチオシで創業120年超えの老舗として君臨する企業があるように(その名を『文明堂総本店』という)、自立した菓子としてコーヒー、紅茶、抹茶などのお供に出される(抹茶にも合うし、やはり和菓子だ)。また、なんの飾りもないレンガのような形の一本ものが土産物として(土産とする場合は2本セットとする場合が多いが)重宝されている(そのミニマルさはやはり和菓子の風情だ)。

 カステラの語源はpão de Castela(パォン・ジィ・カステーラ)つまり「カステラのパン」というポルトガル語。このCastelaは、中世イベリア半島を治めていたカスティーリャ王国のことなので、pão de Castelaはカステーリャ王国のパンという意味。要するに「台湾まぜそば」みたいな名前である(ちょっと違うかも)。Castela(スペイン語でCastilla)は、英語の城castleと同源で、この国があちこちに城や砦を建てまくっていたので、そんな名前になったのだとか。

 (KAGAMI & Co.)

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